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音楽のチカラ〜才能と幸せのつながり

 

村上春樹の「海辺のカフカ」にこんなやりとりがあります。

抜粋で、ご紹介します。

 

「じゃあ、ひとつ訊きたいんだけどさ、

音楽には人を変えてしまう力ってのがあると思う?

つまり、あるときにある音楽を聴いて、

おかげで自分の中にある何かが、がらっと大きく変わっちまう、

みたいな」

 

「もちろん」彼は言った。

 

「そういうことはあります。

’何か’を経験し、

それによって僕らの中で’何か’が起こります。

化学作用のようなものですね。

そしてそのあと僕らは自分自身を点検し、

そこにあるすべての目盛が一段階上にあがっていることを知ります。

自分の世界がひとまわり広がっていることに。

 

僕にもそういう経験はあります。

たまにしかありませんが、たまにはあります。

恋と同じです」

 

かつて、初めて会ったヒーラーさんから、突然いただいた預言で、

あなたは、こういう音楽の才能を持っているから、いつか聞かせてね。

と紹介してもらったのがこの本です。

私は、それまで村上春樹を少し読んだ時。。。(ピンとこない。。)と思っていたので、

価値観の違う人と交流することの価値を、改めて感じいった一件でもありました。

 

また預言を受けること自体が、その時が初めてで、

当時、好きというだけでずっと続けていた私は、正直なところ半分驚き半分疑いで聞いていました。

実際は、その後コンサートにご招待したら、

まずあなた自身が癒され幸せにならないと。できることもできないわ

とすこぶる全うなご指摘を受けました。

(当時は、何を言われたのかさっぱりわかりませんでした。

いつだって自分の普通は自分の普通です。

なので「自分の普通」の土台というか設定自体を変えることが大きいんです。)

 

幸せに生きる、本当にそれだけでいい、といま思います。

音楽やろうとやらなかろうと。才能あろうとなかろうと。

 

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